「プレイコーリング・ガイドライン」の更新版(20180201)

品川バスケットボール連盟審判部です。

第二回連盟大会お疲れ様でした。

最近、トラベリング/0ステップと耳にすることが増えてきました。

文章だけではわかり難いですが、プレイコーリング・ガイドラインを転載します。

 

8 .トラベリング

(1)止まった状態でボールをコントロールしている場合

①ピボットフット(軸足)が確⽴されたあと、明らかにピボットフットを踏みかえること(軸足の踏みかえ)

②明らかにピボットフットがずれること(軸足のずれ)

③ドリブルを始めるとき、明らかにピボットフットが床から離れた後にボールをリリースすること(突き出しの遅れ)

(2)動きながら、足がフロアについた状態で、ボールをコントロールした場合

④動きながら、足がフロアについた状態でボールをコントロールした場合、フロアについている足は 0 歩目とし、その後 2 歩までステップ を踏むことができる。その場合、1 歩目がピボットフットとなる。

⑤ ④の場合、ドリブルを始めるときは 2 歩目の足をフロアにつける前にボールをリリースする必要がある。

⑥ドリブルが終わる時も、④のステップが適用される。

⑦ ④⑥の場合、連続して同じ足(右→右、左→左、両足→両足)を使うことはできない。 ※両足とは、ほぼ同時にフロアに足がついた状態。

(3)明らかに空中でボールをコントロールした場合

⑧次にフロアについた足が、ピボットフットとなる。

(4)その他のケース

⑨プレーヤーがボールを持ったままフロアに倒れたり、床に倒れた勢いでボールを持ったまま床をすべること、あるいは横たわったり座っ たりしているプレーヤーがボールを持つことはバイオレーションではないが、その後転がったり、⽴ち上がることはトラベリングである。

⑩ボールを持って止まっているプレーヤーのピボットフットが決まった後に、さらに明らかにジャンプしどちらかの足がフロアについてからショ ットまたはパスをすることはトラベリングである

 

「プレイコーリング・ガイドライン」
FIBA競技規則「Official Basketball Rules 2017」(OBR2017)に基づき審判員が判定を下す上で重要なポイント、解釈をまとめたもの。

プレーコーリング・ガイドライン(20180201修正)

 

判定基準を示す資料としてご活用下さい。

 

品川区バスケットボール連盟